鶴口 鳶口 木回し 初出し 本歌 在銘 鍛冶屋 鍛造昔の鍛冶屋さんが作った道具です。おそらくは林業関係の古道具で 鶴口 鳶口 木回し とか、そういう用途のものだと思います。 ホムセンにある様な大量生産廉価なツルハシとかとは全然作りが違います。 在銘品ですが、当方浅学故に識字判定できません。読める方ならば製造された地方や鍛冶屋さんがわかるかもしれないですね。 達筆な彫金が施されてますが このエングレイブには何のタクティカルアドバンテージもありません。しかし、精神的に作業効率が上がるバフ効果がありそうです。 薪ストーブを使われてる方や、骨董趣向のある方、古い鍛冶屋仕事に興味あります方への参考資料等に是非ご利用いただけましたら道具も喜ぶと思います。ネットで調べたら茶室の花生けに用いてる方もいらっしゃいました。おしゃれすぎ。 昔 林業が盛んだった地域の蔵奥に長期保管されていたもので、丁寧に藁半紙に包まれてから新聞ぐるぐる巻きにされてました。 昭和30年代の新聞でしたが、その場で捨ててしまいました。いつも包装を捨てて後悔してる俺。とっておけばよかったかもですが、でもたかが古新聞です。でもとっておけば良かったかも、うーん。かなり良い感じの具合に枯れた表面質感になってますので、このまま使用せずに愛でるも良いかと思います。鉄味が美しいです。バリバリ実用されても もちろんok!でも多分、実物を手にとると勿体なくて使えなくなると思います。でも使ってください。 昔の山林道具に興味ある方に是非。 ちなみに当方は鍛冶屋仕事の参考資料用にと思い 今回の出品価格の倍額で購入しました。造形技術が巧み過ぎて真似出来そうもないし、意匠バランスに隙がなさ過ぎて、山林道具なのに芸術品みたいな造り込みなので大変感心しました。ひと通り分析鑑賞した後、ウェスに包んで机の中に大切に保管してました。 興味ある方いらっしゃいましたら是非。当品の他にも、本当にいいものからどうでもいいものまで。需要の高そうなものから ニッチ過ぎて「なんだよソレ、マジで」みたいなものまでいろいろと投稿しておりますので、もし良かったら御閲覧していただけましたら幸いです。 よろしくおねがいします。