もはや説明不要のMoMA永久展示の歴史的名品として今も大人気のTechnics SL-10。クオーツロックDDフルオート リニアトラッキング レコードプレーヤー/ターンテーブルの代表機です。MCヘッドアンプを備え垂直設置でも演奏可能な画期的メカと，ずっしりした重量のあるメタルダイキャストボディは流石の貫禄とピカイチの安定感です。本品は整備のプロがフルメンテしたもので全動作と両CHからの出音を確認済。アクリルカバーとSW類は研磨されピカピカですが筐体に薄い塗装傷があります。整備は通常のメカニクスメンテと内外の完璧な清掃がなされており動作良好です。古いグリスを除去後再度グリスアップ，トーンアーム駆動ベルトとランプは新品に交換済。インシュレーターも新品に交換し，クッション性と安定性良好です。T4Pカートリッジは名門オルトフォンの305Uが付きます。針は写真のとおり十分な尖り具合で良音が長く楽しめます。RCAケーブルはアース線一体型(自作品)，取説コピーも同梱します。プレーヤー側のアース線接続部は狭いので線を傷めないよう注意して抜き差しをお願い致します。現状動作は完全で良音が出ておりますが，発売後40年以上のヴィンテージ品であることを了承のうえご検討下さい。電源 AC100V、50Hz/60Hz DC12V消費電力16W外形寸法 幅315x高さ88x奥行315mm重量 6.5kgSL-10は1979年発売時価格10万円でしたが，現在これを作れば当時の10倍いや20倍とも言われるほどの高価値製品です。整備性の良さや故障しづらさも，あまたのリニアトラッキングプレーヤーのなかで突出して優れています。本品はテクニクスが当時の技術の粋を結集して開発されました。その輝きは42年後の今も決して色褪せていません。“レコードをセットし蓋を閉め，あとはスイッチプッシュ”という，数年後に訪れるCDの世界を見越したような製品です。少し手を入れれば規定どおり完全に動いてくれる 〜 我が国のエレクトロニクスが圧倒的に世界トップだった当時の技術者の誇りと魂が感じられる製品と言えるでしょう。#テクニクス #Technics #リニアトラッキング #レコード #ターンテーブル #SL10 #T4P#オルトフォン305U #Ortofon